乳がん検診の頻度はどれくらいがいいの?料金は?服装は?
胸のしこりや、張り、痛み・・・
違和感が気になる方は乳がん検診を受けましょう。
どれくらいの頻度で受ければよいのか?
乳がん検診の料金はいくらくらいかかるのか?
どんな服装で行けばよいのか?ということについて解説していきます。
乳がん検診の頻度はどれくらいがいいの?
乳がんの進行速度は一般的には「遅い」と言われています。
進行が遅ければ、頻繁に乳がん検診を受けなくても大丈夫なのですが、
最近では乳がんでも種類や人によって進行速度は異なり、
なかには「進行が速い」人もいることがわかってきています。
最近では女子プロレスラーの北斗晶さんが乳がんで手術をしました。
彼女は毎年乳がん検診をしていたのです。
けれども、進行が速い乳がんだったため、急激に大きくなったがんを
検診で見つけることはできませんでした。
このように、乳がんの進行が速い人もいるので油断はできません。
特に20代で若い場合は、がんの進行が速いと言われています。
ただ、市が行っている乳がん検診は2年に一回ということから考えると、
一般的には進行が遅い、という認識のようです。
厚生労働省の発表によると、乳がん検診の受診状況は
以下のようになっています。
45~49歳の受診率・・・46.1%
40~59歳の受診率・・・40%
85歳以上の受診率・・・2.7%
80歳以上の受診率・・・10%未満
40歳以上で過去2年間の受診率は31.4%しかありません。
半分以上の人が受診していないのが現状です。
乳がんは早期発見できれば早期の治療が可能になります。
できれば、20代から年に1回受診するのが妥当だと考えられます。
乳がんになった方がいる場合は、積極的な検診をおすすめします。
違和感や変化を感じたり、気になった時が乳がん検診に行くときです。
命と胸を守るためにもぜひ、定期的な検診に行くようにしましょう。
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乳がん検診の料金はいくら?
乳がん検診の費用は検診を行っている場所によって異なります。
- 自治体の場合・・・1,200円前後
- 病院の場合・・・3,000円前後(保険適用時)
自治体での検診は安いのがメリットですが、年齢制限をかけている
ところが多く、すべての希望者が受診できるわけではありません。
一般的には40歳以上というところが多いようですね。
ちなみに札幌市の場合、40歳から無料で乳がん検診を受診できる
クーポン券を発行しています。
病院で乳がん検診をする場合
検診の場合、健康診断などもそうですが、
基本的に保険は適用になりません。
「予防」や「健康のため」といった理由では適用にならないのです。
保険が適用になる条件は「なんらかの症状が出ている」こと。
ですので、お医者さんに
- 「胸が張って痛い」
- 「しこりがあるので乳がんかもしれない」
- 「乳腺が痛い」
と現れている症状のことを伝えれば、保険適用になり安くなります。
もし、保険適用にならない場合は10,000円近くかかります。
ですので、予防検診だったとしても、
何か異常を感じる、症状が出ている、
ということを訴えて保険適用にしてください。
乳がん検診の服装は?
乳がん検診の方法は、
- マンモグラフィー
- 超音波検診(エコー)
の二つがあります。
どちらの検査も上半身は脱いで裸になる必要があります。
ですので、上半身と下半身が別の服装が好ましいです。
下半身は脱ぐことはありませんので、ジーンズやスカートでも構いません。
下着は外すことになるので、金属が入っているものを着用しても大丈夫です。
逆に避けないといけないのがワンピースです。
上半身だけ脱ぐことができないので、全部脱がなければなりません。
時間もかかってしまいますから、混んでる場合は迷惑になることも。
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まとめ
乳がんかも?と気になる場合は、検診を受けに行くことをおすすめします。
受診して問題がなければ安心できますし、もし、異常が発見された場合でも、
早ければ早いほど治療の選択肢も広いのです。
違和感を感じた場合は、ぜひ検診へ。
※健康診断に関する記事はこちらにまとめてあります。
まとめ 健康診断に関する記事一覧まとめタグ:健康
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