ハロウィンの市場規模の推移。2015年度は?
年々、ヒートアップしてきているハロウィン。
市場規模はどのようになっているのでしょう?
推移の様子と、2015年度の状況も公開していきます。
ハロウィンの市場規模の推移
近年は10月になると街がハロウィン一色になります。
デパートに行っても、飲食店に行っても、ハロウィンを連想させる
「紫」「オレンジ」色のものが目につき、かぼちゃの置物や、
可愛らしいお化け、魔女の帽子などが飾られるようになります。
いつから日本ってこんなにハロウィン好きだったっけ?
ちょっと歴史を遡ってみると、日本に「ハロウィン=仮装」の文化が
広まっていくきっかけは、1997年度にディズニーランドが開催した、
「ディズニー・ハロウィン」だったと言われています。
それから、口コミでどんどん広がっていき、2000年度からは
全国各地でのイベントも開催されるようになってきました。
近年の市場規模の推移を見てみましょう。
- 2011年 560億円
- 2013年 1003億円
- 2014年 1100億円
- 2015年 1220億円(推計)
このように、年々確実に増加し続けています。
今年は2011年度の2倍以上になっていますね。
ちなみに、バレンタイン市場は1,080億円と言われていますので、
ハロウィンはバレンタインを超えてしまいました。
もともと日本には10月、11月にはイベント的な行事がなく、
国民の消費が落ち込む時期だと言われていました。
消費が落ち込むと経済は停滞してしまいます。
そこで、この時期の「ハロウィン」というイベントに目をつけたわけです。
結果、大成功を納めています。
ハロウィンは企業にとって、よいタイミングでのビジネスになるんですね。
ハロウィンの市場の2015年度は?
10月に入ると、日本全国各地でハロウィンイベントが
開催されています。
六本木、渋谷、原宿、川崎・・・
札幌でも今年、初めてのハロウィンパレードが開催されることにあります。
2015年度は間違いなく、過去最高のハロウィンイベントになるでしょう。
2015年度のハロウィンの経済効果は1,220億円。
国民が消費しているハロウィン関係の内訳は、
- 仮装用衣装
- メイク
- 部屋の飾り
- 置物
- 音楽
- パーティ
- ゲーム
- お菓子
- 遊園地
- ホテルイベント
など多岐にわたります。
もはや国民的行事といっても過言ではないほど浸透してきたハロウィン。
この勢いで行けば、2016年度は更に加熱することが予測されます。
ちなみに、一年の中で最大の経済効果があるのは「クリスマス」です。
クリスマスの市場規模は6,740億円。
ハロウィンのはるか上です。
そのうち、ハロウィンがクリスマスを追い抜く日が来るかもしれませんね。
まとめ
ハロウィンの市場規模、経済効果の上がり具合はすさまじいです。
これを商機ととらえて、新たなビジネスを始めてみるのもいいかもしれませんね。
タグ:ハロウィン
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