ゴミを前日の夜に出すのは違法?旅行に行く場合なら仕方ない?
ゴミを捨てる日は明日だけど、
今日の夜出しちゃっても大丈夫かな・・
他の人も出しているから平気?
ゴミを前日の夜に出してもいいのか、違法になるのか、
旅行に行くなどの外せない予定がある場合は仕方ない?
ということについて説明していきますね。
ゴミを前日の夜に出すのはいいの?
ゴミを出す時間は各自治体ごとに決まっています。
基本的には朝6時~8時半までというところが多いですね。
どうして早朝にゴミを出す時間が決まっているのかというと、
次のような危険性があるからです。
- カラスやネコなどの動物に荒らされる
- 資源ごみを勝手に持って行ってしまう回収業者がいる
- ゴミに放火されるおそれがある
- 悪臭が周囲に迷惑をかける
このようなことが起きますと、後処理が非常に大変です。
なのでゴミを出す日、時間は決められているのです。
好き勝手な時間に出してはいけないということになっています。
ここで、ゴミステーションの形状を考えてみましょう。
いくつかのパターンがあります。
組み立て式・・ゴミ回収日以外はたたんであって、回収日に最初にゴミを出す人が組み立てるというもの。金属製の網でできている場合が多い。毎回作ったり分解したりする必要があるので大変。
ネット式・・ゴミの上に網をかけてあるだけの簡単なもの。頭がいいカラスはネットを外してゴミを漁る場合がある。
クローゼット式・・部屋のクローゼットのような形になっている。横開きの扉なので開け閉めしやすい。鍵は暗証番号の時と、専用の鍵で開けるタイプが有る。一番安全なタイプ。マンションの住人以外は開閉することが出来ない。
僕はすべてのゴミステーションを経験しています。
組み立て式は本当に面倒でした。特に冬の寒い日なんかは冷たくて嫌でしたね。
うちのマンションは最初はネット式でした。
ですが、何度も何度もカラスに荒らされて、その後始末が大変だったんです。
それで、マンション会議で金属製のクローゼット式の
ゴミステーションを作ることが決まったんです。
このゴミステーションになってからは、トラブルは全くなくなりました。
カラスも入ってくることも出来ませんし、隣や、
違うところからゴミを出しに来る人もいなくなりました。
一番安全なゴミステーションです。
→カラスが襲う人の特徴とその時期。荒らされるゴミステーションの対策について
うちのマンションの場合は、前日の夜からゴミを出している人は結構います。
ですが、何も問題が起きていないので、苦情を言う人は1人もいません。
規則では一応「ゴミは朝出してください」ということになっていますが
暗黙の了解で大丈夫なようです。
ゴミを前日に出すのは違法?
では、法律的に見て前日にゴミを出すことはどうなのでしょうか?
違法になるのでしょうか?
ゴミを出すことに関してはこちらの法律があります。
「廃棄物の処理及び正装に関する法律」
ゴミとは言わずに「廃棄物」と言っていますが、中身はゴミです。
この法律の第16条にはこう書いてあります。
第16条 何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない
簡単に言うと、「誰でも、自分勝手にゴミを出しちゃいけないよ」
ってことになります。
つまり、各地域のゴミ出しのルールを守りなさいよ、ってことですね。
ちなみに、この第16条を守らないと、ゴミの不法投棄とみなされて、
「5年以下の懲役、もしくは1,000万円以下の罰金」
に処せられると書いてあります。
ですので、できるだけゴミ出しのルールは守った方が賢明でしょう。
なにも問題が無い場合はよいかもしれませんが、大きな問題が起きて
裁判沙汰になると、大変なことになる可能性があります。
ゴミを前日に出すのは翌日早く旅行に行くから
「そうは言っても、明日から旅行だからゴミを先に出したいんだけれど・・」
どうしてもゴミを前日じゃないと出せない、
という状況になることもたまにはありますね。
こういう場合にどう対処すれば良いのでしょう?
アイデアとしては、
- 管理人さんに頼む
- お隣さんに頼む
という方法があります。
マンションの場合は管理人さんに、旅行にいく旨を伝えて、
ゴミをそれまで預かってもらえないか、もしくは前日に出しても良いか?
お願いしてみましょう。
お隣さんの場合も同じですね。
なんとかお願いして、決まった日にゴミを出してもらえるように頼んでみます。
うまくお願いを聞いてもらえたら、旅行先でおみやげを買ってきて、
帰ってきたらお礼をしましょう。
関係は持ちつ持たれつがいいですからね。
まとめ
ゴミを出すのは安全性がしっかりしているゴミステーションの場合は、
前日の夜に出している人が多いのが現状です。
その当たりは自己判断で決めても良いのかもしれません。
ただ、荒らされたりいたずらされる可能性のあるゴミステーションの場合は
しっかりとルールを守った方がよいでしょう。
タグ:マナー
お役に立ちましたか?
いつも読んでいただきありがとうございます。
こちらのボタンから記事をシェアしていただけると嬉しいです♪