年越しそばは温かいのと冷たいのどっち正解?意味や由来も解説します
12月31日に食べる年越しそば。
今年一年の最後の締めくくりのイベントです。
あれ?そばなら温かくても冷たくてもどっちでもいいのかな?
年越しそばを食べる意味や由来も合わせて説明していきますね。
年越しそばは温かいのと冷たいのどっち?
そばは温かい「かけそば」と冷たい「ざるそば」の2種類あります。
どちらもおいしいのですが、大晦日の年越しそばはどちら
食べるとよいのでしょうか?
調査をしてみると、はっきりと二派に別れています。
まずは温かい派の意見を見てみましょう。
なるほど、おいしそうですね。
特に北国の寒い地域などでは温かいかけそばが好まれるようです。
北海道では、この時期の気温は基本的にマイナスなので、
温かいそばで体を温めてから眠りにつきたいですからね。
では次は、冷たい派の意見を見てみましょう。
確かに、ざるそばは粋な感じもしますし、準備が楽というのはうなずけます。
では、本当は温かいそばと冷たいそばのどちらを食べるのが正しいのでしょうか?
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年越しそばの意味は?
年越しそばを大晦日に食べる意味は諸説あります。
そばをよ~く見てみると答えがそこに隠されています。
まず、そばの麺は細くて長い。そこから、
「新年も細く長く、健康で生きていきたい」という願望が込められている説。
そばの麺はすぐに切れやすい。そこから、
「今年一年の災厄を断ち切る」という意味。
ほかにも、
「そばは雨や風にとても強い作物で、荒れた土地でも育ちます。
それにあやかって強くなってほしい」という願望が込められている説。
以上のそばに込められた意味を見る限り、
温かいそばでも冷たい蕎麦でもどちらでも問題はありません。
そばであればよい、ということになりますね。
どの説にしても、良いことしかありませんので、ぜひとも年末には
年越しそばを食べて、今年を綺麗さっぱり終わらせて新年に向かいましょうね。
年越しそばの由来は?
では年越しそばはいつから始まったのでしょうか?
歴史を紐解いてみると、一番古い記述は江戸時代までさかのぼります。
江戸時代は月の最後にそばを食べるという風習がありました。
その当時は脚気(かっけ)が流行していて、
「そばを食べれば脚気にならない」といううわさ話が広まり、ますます
そばは一般家庭に浸透していったといいます。
やがて月末のみというのが年末のみに変わっていき、現在の
「年越しそば」の形になったと言われています。
12月31日の大晦日に食べると言われている年越しそばですが、
地域によって食べる時期に差があるのも興味深いです。
たとえば、福島県では元旦に食べるところがあったり、
新潟県では1月14日に食べる風習もあるみたいです。
まとめ
年越しそばは温かくても冷たくてもどちらでも問題ありません。
今では、手間を省くためにカップ麺の「どんべえ」で済ます家庭も
増えてきています。実際に、年末のこの時期になるとお店から、
「どんべえ」が売り切れてなくなってしまうところもあります。
それでは来年も良い一年になりますように♪
タグ:食べ物
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