ゲリラ豪雨は北海道が一番多い?いつ降るか予想できる?原因は?
先日もゲリラ豪雨がありました。
手持ちの傘がなかったので、走ってビルの軒下に入り、
なんとか雨宿りをしましたよ。それにしても急ですね・・・
実はゲリラ豪雨の発生が日本で一番多いのは北海道って本当?
いつ降るか予想できるの?原因は何?ということを説明していきますね!
ゲリラ豪雨は北海道が一番多い?
テレビを見ているとゲリラ豪雨って都市部に集中しているように
見えますが、実は北海道でも頻繁に起こっています。
最近はかなり頻繁で、突然雨がぽつぽつ降りだしたと思ったら、
雨粒が大きく豆粒のようになり、ドシャドシャ降り始め、
空は雨雲に覆われ、雷の音が鳴り響き、稲妻が光ります。
だけど、2,30分もすれば何事もなかったかのように、
スーッと雨は上がり、空も晴れていきます。
このゲリラ豪雨は札幌だけじゃなく、道東や道南など
あらゆる地域で起こっています。
興味深いデータがあるのでご覧ください。
(引用元:http://news.mynavi.jp/news/2010/07/07/071/)
北海道が東京や大阪よりも圧倒的に多いでしょ?
北海道は土地が広いから、単純に比較するのはちょっと違うかも
しれないけど、ゲリラ豪雨をが降っている回数では全国で一番多いのです。
北海道のゲリラ豪雨が日本で一番多い
では、ゲリラ豪雨はいつ降るのか、どれくらいの雨の量なのか
予想できるのでしょうか?
ゲリラ豪雨はいつ降るか予想できる?
ゲリラ豪雨とは名前の通りゲリラ的に発生します。
突如発生した積乱雲が雨を降らすのです。
積乱雲は夏場は発生してから20~30分くらいで
急激に成長するので、気象レーダーでは捉えることができない。
そしてゲリラ豪雨がもたらす雨の量は異常に多く、どれくらい降るのかは不明。
つまり、今現在では、いつゲリラ豪雨が起こるのか正確な予測は不可能です。
ただ、一般的には起きやすい日は、夏よく晴れた日と言われています。
ゲリラ豪雨を正確に予測するのは難しい
予測が難しいゲリラ豪雨ですが、事故を防ぐためにも何とか予想できないか、
日々研究が重ねられています。その中でも、人海戦術で
予測しようというプロジェクトがあるのでご紹介しますね。
ゲリラ雷雨防衛隊がメールで知らせてくれる?
株式会社ウェザーニューズが開催している参加型企画で、
ゲリラ豪雨の発生を予測し、大雨が降る直前にメールで
お知らせしよう、というものがあります。
これは会員に周辺の気象情報を報告してもらい、
予想精度を向上させようとするもの。
ウェザーニューズにはレポーター登録者は56,000人いて、
一日平均4,000通のレポートが寄せられています。
寄せられた多数のレポートの中から、ゲリラ豪雨に関するデータを選択し、
発生しそうな地域近辺にいる会員にメールでお知らせするのです。
昨年度のデータによると、最速で56分前に知らせることが出来ました。
入隊はこちらからどうぞ。→ゲリラ雷雨防衛隊
ゲリラ豪雨が起こる原因は?
ゲリラ豪雨の発生する仕組みを簡単に説明します。
ゲリラ豪雨を降らすのは積乱雲。
積乱雲は暖かい空気と、冷たい空気がぶつかることによって発生します。
暖かい空気は南側から日本列島に上に北上してきます。
対して、冷たい空気は日本列島の北側からは偏西風として南下してきます。
ぶつかって発生した積乱雲は縦長に天に伸びている雲です。
なので、雨を降らす範囲は狭く直径5~6キロしかありません。
狭い限られた地域に集中的に降るのです。
さらに、最近の日本列島はヒートアイランド現象により、
都市部の地表付近の空気の温度が高くなっています。
その空気が上昇し、偏西風とぶつかり積乱雲を発生させています。
つまり、ヒートアイランド現象が起こっている東京、大阪などの
都市部にゲリラ豪雨がよく発生するんですね。
実際に降った有名なゲリラ豪雨の例を言えば、数年前に
隅田川花火大会が大雨で中止にったことがありました。
テレビで実況中継をしていたので見た事がある人もいるかもしれません。
その時の動画がコチラです↓
まとめ
地球の温暖化と、コンクリートやアスファルトの増加にともなって、
ますます日本のヒートアイランド現象は増加していくと予想されます。
その結果、多くの地域でゲリラ豪雨は増えていくでしょう。
今後、天気予報の技術が発達し、正確な予測ができるようになるいいですね。
タグ:生活
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