月見団子の個数はいくつ?乗せる台は?積み方は?
十五夜に飾る月見団子。
私は団子が好きなので、みたらしにして食べちゃいたいです(笑)
さて、飾ることになった月見団子の、
- その個数はいくつ?
- 月見団子を乗せる台は?
- 月見団子の積み方は?
について解説していきます。
月見団子の個数はいくつ?
十五夜に飾る月見団子。
やっぱり花より団子だよね(笑)
もともとは月は信仰の対象で、収穫された穀物などをお供えしていました。
なので十五夜には団子以外にも稲穂に見立てたススキも飾ります。
で「団子は何個飾るのか?」というと、一般的には15個です。
その由来は単純に十五夜だから15個という説が強いですね。
また、地方によって飾る個数は異なり、関西地方の場合は
平年は12個でうるう年は13個となっています。
この数は、その年に出た満月の個数を表しています。
平年は12回、うるう年は13回満月があるんですね。
昔は月の満ち欠けで暦を作っており、農作業の目安とされていました。
満月の数や、新月から何日目の月か?というのは
重要な意味を持っていたのですね。
月見団子を乗せる台って?
月見団子を乗せる台は何ていうのでしょうか?
答えは”三方(さんぽう)”といいます。
三つの方向に穴が開いてるので三方です。
三方の歴史は古く、古墳時代から使われていました。
当時は現在のような木製の物ではなく、土器でした。
土器の三方にお供えを飾り、神様に捧げていたと言われています。
それが次第に形を変えていき、今のような木製になったのは、
後醍醐天皇が鎌倉時代に都を吉野に移す際、天皇への献上物を
入れる器として使われたのが始まりと言われています。
三方にはサイズがいろいろあり、一般的な家庭では3寸~4寸で十分でしょう。
一寸は約3センチですので、9センチ~12センチの大きさになります。
月見団子の積み方は?
15個の月見団子を積むにはどうすればいいのでしょうか?
イメージとしてはピラミッド型に積む方法がありますが、
普通にピラミッド型にすると、15個積むことは出来ません。
なぜなら、
- 一段目・・・9個(3列×3列)
- 二段目・・・4個(2列×2列)
- 三段目・・・1個
- 合計・・・・14個
となり、1個足りなくなってしまうのです。
ですから15個を上手に積むためには
- 一段目・・・8個(3個、3個、2個の3列)
- 二段目・・・4個(2列×2列)
- 三段目・・・2個
- 四段目・・・1個
- 合計・・・・15個
このように一段目を8個にし、三段目を2個にし、
4段目を1個作るのです。
これで合計は丁度15個となり、無事に問題解決です。
ただ、4段目のバランスが非常に難しいので、飾っている途中で
崩れてしまわないように、しっかりとくっつけて下さいね。
まとめ
十五夜に飾る月見団子は風情が合って大好きです。
昔の人も同じ月を見て、同じようにお供物をしていたなんて・・・
今年の十五夜はそんな事を考えながら過ごすのも良いのではないでしょうか?
タグ:食べ物
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