ビールの泡をクリーミーにするにはグラスか陶器?缶ビールはまずい?
これからビールを飲む機会がどんどん増えていきます。
不思議なことに同じビールでも美味しく感じたり、
いまいちだったり、注ぎ方によって味は変わります。
そのおいしさの秘密は泡にあります。
泡をクリーミーに注ぐ方法と、
グラスは陶器製の方がおいしく飲めるのか?
缶ビールがまずく感じてしまう原因は何?
ということを説明していきます。
ビールの泡をクリーミーにするにはグラス
ビールを注いだ時に出来る”泡”
これが美味しさの秘密です。
泡は香りの成分を含んでおり、鼻に抜けていくいい香りがします。
泡は炭酸が抜けることによって、出来るもの。
炭酸が抜けているので舌ざわりが滑らかになり、
クリーミーな味わいになります。
さらにビールが酸化していくのを防ぐ役割も果たしています。
つまり、どれだけ泡をうまく作ることが出来るかによって
ビールの美味しさ決まるのです。
ではそうすれば美味しい泡が作れるのか?
大事なのが温度です
ビールの泡がもっともよく立つ温度は5~6度です。
これ以上冷やしてしまって2~3度になってしまうと、
炭酸が活性化せず抜けづらくなり、うまく泡立たたず、
甘みを感じない苦味の強いビールになってしまいます。
ビールは温度変化が苦手。
なので、注ぐグラスはビールと同じ温度がベター。
つまり、グラスを冷やすのは冷蔵庫で十分なのです。
よく見かける”冷凍庫で冷やす”という動作は本当は
泡を作るためには効果的とはいえません。
準備が整った所で、早速注いでいきましょう。
おいしい注ぎ方としては
- 勢い良くグラスに半分注ぎ、泡立てる
- 立った泡が落ち着くのを待つ
- グラスを傾けて、泡の下に入れるようにゆっくり残りを注ぐ
この時にできる泡はビールにたいして30%がベストです。
わかりやすい注ぎ方の動画がありますので、参考までにご覧ください。
クリーミーな泡ができ、缶ビールがとても美味しそうに注がれていますね。
また、泡を上手に立てるためにはグラスの状態もポイントです。
グラスが汚れているとうまく泡が立ちませんし、
立ったとしてもすぐに消えてしまいます。
特に”油汚れ”がついていると、ほとんど泡立ちません。
ですので、
- グラスを綺麗に洗剤で洗う(できれば他の食器と別に洗う)
- 十分に水でそそいで洗剤を落とす
- 口を下にむけて自然乾燥
ということを心がけてみてください。
それと、おいしくビールを飲むためには”注ぎ足し”はやめましょう。
炭酸が抜けた所に新しいビールを足すと味が落ちてしまいますので、
しっかり飲み切るか、グラスをからにしてから注ぎ直すこと。
ビールのグラスは陶器がいい?
ビールグラスはいろいろあるけど、
陶器製のものが人気が高いですね。
その理由は陶器の「泡立ち力」
陶器は焼いて作るので、出来上がりに表面に小さな空洞がたくさんできます。
そのザラザラが、ビールを注いだときに、擦れて細かい泡ができるのです。
しかも、陶器のグラスで出来た泡はなかなか消えることがなく、
クリーミーさを長い間楽しむことが出来ます。
さらに、その小さい空洞は空気を遮断し、断熱材の役割をするため、
ビールがぬるくなりにくいのです。
ですので、陶器製のグラスを選ぶポイントとしては、
内側が滑らかじゃなく、ザラザラしているものを選んで下さい。
ただ、陶器製のものは”中身が見えない”というデメリットもあります。
中身が見えないので、そそぐ時に泡と液体の分量がわかりにくいのです。
価格はピンきりですが、いいものを選ぶとなると5~8千円くらいが相場です。
缶ビールの最後がまずいのは?
グラスに注いだビールに対して「缶ビールはまずい」という人がいます。
実際の味は変わらないのですが、缶から飲むとそう感じます。
その原因を幾つかピックアップしますと、
- 感と手の間で発生する微弱な電気
- 缶の製造過程(曲げたり切ったり)で発生する金属粉
- 缶に鼻をつけているから金属臭がする
このようになっています。
ですので、ビールを美味しく飲みたい場合は、
グラスに移して飲むのがいいですね。
まとめ
自分でビールを飲む場合は、注ぎ方やグラスをちょっと工夫するだけで、
味がおいしくなります。
せっかくなので、美味しいビールを飲んでくださいね♪
タグ:食べ物
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