湿度計の精度はデジタルとアナログどっちが正しい?誤差は?寿命は?
湿気が気になる季節になりましたね。
家に一つはあるでしょ?湿度計。
デジタル式とアナログ式のどっちが精度がいいのか?
湿度計の誤差はどれくらいあるの?
湿度計の寿命はどれくらい?
ということを説明していきますね。
湿度計の精度はデジタルとアナログどっちが正しい?
湿度計には大きく分けて二種類あります。
- デジタル式
- アナログ式
ですね。
デジタル式は数字が常に表示されているので、細かい数字まで
見た瞬間に一瞬でわかるようになっています。
デジタルなので、動くためには電池が必要ですが。
アナログ式は針が動いて数値を示すので、読み取るには
近くでじーっと見つめる必要があります。こちらは電池不要ですね。
このデジタル式とアナログ式はどちらが精度が高いのでしょうか?
デジタル式は電子的なセンサーを搭載していて、そこで湿度を計算しています。
対して、アナログ式は毛糸や毛髪を使って計測しています。
2つを比較するということは、
例えるなら「機械式の腕時計」と「デジタルの腕時計」を
比較しているようなもの。
実は精度にはほとんど差がありません。
ただ、デジタル式に比べるとアナログ式はとても繊細にできているので、
衝撃に弱く、壊れやすいので取り扱いに注意が必要です。
初めて湿度計を買うのであれば、安くて丈夫なデジタル式がおすすめです。
湿度計の精度と誤差
一つの部屋に2つの湿度計をそれぞれ違う場所に置いてみます。
測定してみると、同じ部屋なのに湿度が10%近く違うことがあります。
なぜこんなにも誤差が出るのでしょうか?
実は湿度計はとても繊細なので、ちょっと
環境が変わるだけで大きく数値が変わってしまうのです。
たとえば、部屋の上の方と下の方でも違うし、
エアコンや扇風機による風の流れが変わるだけでも変化します。
正しく測定するには、日光と風が入ってこない場所で、壁沿いじゃなく、
部屋の真ん中当たりに置くのがおすすめです。
メーカーによると、この湿度計の誤差は5%以内に抑えるよう作られています。
また、湿度計の年齢によっても変化します。
アナログ式ですと、毛髪を使っていることが多く、ものすごい乾燥したり、
毛髪に強い力が加わると狂ってしまう。
使っているうちに徐々に誤差が生じてしまいます。
なので、まだ新しい湿度計のほうがより誤差が少ない
正確な値を測定できると言えます。
湿度計の精度の寿命
湿度計などの計測機器は、長年使用するに従って、
徐々にその精度を落としていきます。
使用しているセンサーや仕組みがだんだん劣化していくのです。
一般的に湿度計の寿命は3~5年です。
って言われるとびっくりするよね。
だって我が家の場合、もう13年以上使ってるし(笑)
実はとっくに寿命が過ぎていたのかー!
ですので、湿度が気になる方は3~5年に1回
新しいものに買い替えてくださいね。
まとめ
湿度を正確に測るのは難しいと言われています。
温度と違い、ちょっとした変化で繊細に変化するんですね。
ですので、迷ってしまいそうなら部屋に置くのは
一つだけにするのがいいでしょう。
タグ:生活
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