会社の健康診断の再検査は義務?無視?受けないのはダメ?

会社で受ける健康診断。

特に異常が無ければそれで終了なのですが、面倒なのが再検査になった場合です。もう一度病院に行って精密検査をしなければなりません。

会社から言われる健康診断の再検査はどうしても受けなければならないでしょうか?

この記事では、

  • 会社の健康診断の再検査は義務?
  • 会社の健康診断の再検査は無視してもいい?
  • 会社の健康診断の再検査を受けないとどうなる?

ということについて解説していきます。

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会社の健康診断の再検査は義務?

会社の健康診断は労働安全衛生法によって義務となっていますので、従業員は必ず受けなければなりません。では再検査になってしまった場合はどうなのか?というと、

再検査は法的に義務ではありません

なので法的な強制力はないのです。ですが、再検査が社則で決まっている場合は受ける義務が出てきます。再検査の場合は残念ながら費用は会社は出してくれないので、受診料、交通費などは自腹を切ることになってしまいます。

なので社則を確認してみましょう。もし、再検査について受診義務があると書いてあるならば、受けなければなりません。

会社側としては従業員の健康をできるだけ管理しておきたい、というのが素直な心情です。なぜかというと、過去にこういった事例があったんです。

とあるシステムエンジニアがいました。

健康診断を受け、高血圧が悪化していることがわかりました。ですが、会社は彼に再検査を強制しなかったんですね。高血圧が悪化するようなハードな仕事をさせない、という安全配慮を怠ったんです。しばらくして、彼は高血圧が原因で高血圧性脳出血を発症しました。

そこで裁判を起こしたんです。その内容は

「会社が従業員の健康管理を怠ったので、損害賠償を請求する」というものでした。

結果どうなったのかと言うと、会社側が損害賠償金を支払うことになりました。

この判決があるため、会社側としてはできるだけ社員の健康状況を把握したいと考えているのです。なので、再検査が出た場合には「行って欲しい」と言うのが本音です。

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健康診断の再検査は無視していい?

では再検査が来た場合、無視していいのか?というと法律的には何も問題ありません。受けなかったからと言って罰せられることはないです。

ですが、社則で決まっている場合、会社から何らかの罰則を受けることは、限りなく低いですがあるかもしれません。

過去にこういう裁判があったので紹介します。

健康診断の再検査を拒否した人がいました。

会社は再検査を受けない彼を懲戒処分にしました。そこで彼は「労働者には自分が信じる医者を選択する自由、あらかじめ医療行為の内容の説明を受けたうえで受信するかどうかを選択する自由がある」と言って裁判を起こしたんです。

その結果、高等裁判所では勝訴しましたが、最高裁判所では敗訴しました。

この判例を見ると、健康診断の再検査を受診しないことで懲戒処分を受ける可能性も0ではないと言えます。

まずは社則でどのようになっているのかを確認することです。

健康診断の再検査を受けないとどうなる?

再検査を受けなかった場合、会社側からは「あの人は健康上に問題がある」と見られます。その結果、健康上に問題がある社員には体に負担の少ない業務への転属の処置を取る可能性があります。

万が一、体調を崩して訴えられてしまったら、会社が何も処置をしていなかったら負けてしまいますからね。

また「自分の体調管理が十分にできていない人」という目で見られて、印象が多少悪くなることも考えられます。

最後に

私の個人的な見解でいえば、健康診断の再検査は受けて、会社に通知しておくべきだと思います。仕事は信頼関係で成り立つもの。会社も社員の健康状態をしっかりと知って管理したいと思っていますからね。

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