集団的自衛権と個別的自衛権の違いは?誰が戦うの?先制攻撃できるの?

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安保法案の話には集団的自衛権という言葉ついてきます。

集団的自衛権に対して個別的自衛権という言葉も存在します。

2つの違いは何でしょうか?実際に戦うのは誰?

また、集団的自衛権では先制攻撃ができるの?

ということについて説明していきます。

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集団的的自衛権と個別的自衛権の違いは?

集団的自衛権とは、

「日本の友好国が攻撃された場合、一緒に反撃できるという権利」です。

それに対して個別的自衛権というのは、

「日本が攻撃された場合、自力で反撃する権利」のことです。

 

もう少し詳しく説明していきます。

まずは集団的自衛権から。

 

集団的自衛権とは集団で守ることです。

つまり、日本と友好国が敵の攻撃を受けた場合、日本が守りに行くのです。

 

例えば、友好国であるアメリカ軍と日本軍の戦闘機が一緒に飛んでいたとします。

ここで敵の戦闘機が現れました!敵の戦闘機はアメリカの戦闘機を攻撃!

集団的自衛権があれば、日本は敵を攻撃することが出来ます。

集団的自衛権がなければ、なにもできないのです。

 

これに対し、個別的自衛権は敵から日本が攻撃を受けた時に

「敵の攻撃だ!反撃するぞ!」

というものです。

日本が自分の力で自分を守る権利です。

 

この敵からの攻撃というのは条件があって、

「国家による組織的なものでなければならない」となっています。

つまり、北朝鮮から拉致に来たグループや、尖閣諸島に上陸した中国人など

に個別的自衛権を使用して、日本を守ることは出来ないのです。

 

そして、個別的自衛権は日本国内でしか使用することが出来ません。

海外に出て行くことは出来ないのです。

つまり、攻撃されたら追い返す程度の最小限の防衛ということになります。

 

集団的自衛権では誰が戦うの?

敵の攻撃を受けた場合に誰が戦うのか?といえば自衛隊です。

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ただ、自衛隊は日本国憲法9条にのっとって

軍隊でないというスタンスをとっています。

もともとは警察予備軍という形だったので、警察の延長という捉え方です。

 

でも、今の自衛隊はイージス艦もあるし、戦闘機もあるし、さまざまな武器を

所持しているので、国際社会から見ると軍隊と同じですね。

 

ただ、武器の使用に関しても、警察官の法律と同じで、正当防衛の時のみに

武器の仕様が認められていえ、過剰防衛は出来ないことになっています。

 

集団的自衛権で先制攻撃は出来るの?

日本国憲法では日本が先制攻撃をすることは禁じられています

敵からの攻撃を受けた場合のみ反撃(攻撃)をすることが出来ます。

集団的自衛権が認められると、さきほどの戦闘機の話になりますが、

アメリカ軍が攻撃を受けた時に日本軍が反撃する権利があります。

 

攻撃されたのはアメリカ軍であって、日本じゃない。

日本は直接攻撃をされたわけじゃないけど友好国のために、

集団的自衛権を行使して反撃をするのです。

 

見方を変えると、日本の敵への先制攻撃になります。

先制攻撃は憲法では認められていないので、憲法違反になってしまいます。

 

これも今、問題になっている部分。

そこで参考にするのが砂川事件の判決です。

判決では

「憲法9条はわが国が主権国として有する固有の自衛権を何ら否定しておらず、わが国が、自国の平和と安全とを維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置を執り得ることは、国家固有の権能の行使である」

となりました。

つまり、友好国に対数攻撃であっても、「わが国が、自国の平和と安全を

脅かす危険性がある場合」は自衛の措置に含まれると判断されます。

 

安部総理はこの砂川事件の判決を例に出し、集団的自衛権は

憲法違反にはならない、と言っているのです。

 

まとめ

集団的自衛権と個別的自衛権の違い、ご理解いただけましたか?

今の安保法案が可決されれば、集団的自衛権を行使できる範囲が

広がり、海外に派兵されていくことになるでしょう。

それがどのような展開、結果をもたらすのか、どの判断が正しかったのかは、

実際に施行されてみないと誰にもわかりません。

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